役に立たなくなったSEOのテクニック
最終更新日:2014年1月10日
SEOは常に進化しています。最近ではTwitterやはてなブックマークなどのソーシャルメディアによるSEOが注目を集めています。また、スマフォなどデスクトップPC以外の端末のことを考えてSEOを行なうことも重要になってきています。
目次
役に立たなくなったSEO
一方で以前は行なうのがあたりまえでしたが、効果が無くなったため行われなくなったSEOもあります。
ディレクトリ登録サービスの利用
手軽にリンクを獲得できる方法として中小無料ディレクトリ登録サービスの利用はよく行われていました。その後、このようなディレクトリ登録サービスの利用はスパム行為とみなされるようになっています。
有料ディレクトリ登録サービスも実質的にはリンク販売だとしてリンクにnofollowがつけられるようになり、SEO効果が見込めなくなってきています。(有料ディレクトリ登録サービスの終焉)
キーワード出現率
文章に含まれるキーワードは5%~8%が望ましいなどと言われていましたが、現在は気にする必要はありません。ユーザーにわかりやすいように文章を書けば自然とキーワードが含まれるのでそれで十分です。
タイトルタグやh1タグにキーワードを含めるのは、今でも重要なSEOテクニックです。キーワードを含めることでユーザーに何をテーマにしたページなのかを分かりやすく伝えることができます。
ブログのコメントまわり
自サイトへのリンクを集めるためにさまざまなブログでコメントして、それと同時に自サイトへのリンクを埋め込む手法です。最近はどのブログもnofollowをつけるのが当たり前になっているのでSEO効果はありません。
コメントしてはいけないというわけではありませんし、リンクを張ってもはいけないというわけでもありません。普通に交流を図る目的でコメントしてリンクを張るのには何の問題もありません。ただ、SEOの効果は見込めないというだけです。
nofollowで内部リンクをコントロールする
以前は、発リンクの数を制限することでリンクジュースをコントロールすることが可能でした。リンクジュースのコントロールに使われるのがnofollowです。
nofollowをつけることによりそのリンクにはリンクジュースが流れなくなります。そして、つけていないリンクへその分のリンクジュースが流れるのでリンクの効果を増大させることができます。
これはPageRankスカルプティングと呼ばれる手法です。検索エンジンのアルゴリズム更新により、nofollowを付けたリンクの分のリンクジュースは消滅するようになってしまったので、いまでは効果がありません。
中古ドメイン
効果がないわけではありませんが、ペナルティを受けるリスクはドンドン高まっています。以前、初めてWebスパム対策を目的としたペンギンアップデートが導入された時は、中古ドメインを利用していたサイトは大きく順位を下げました。今後もリスクは高まっていくでしょう。
まとめ:情報の正誤を見極めよう
ここで紹介した古いSEOテクニックを効果があると紹介しているサイトは今でも見かけます。また、書店に並んでいるSEOの本の中にも効果があるとしているものがあります。
1つの情報源を盲信してしまうと罠にハマる可能性があります。いくつもの情報を照らしあわせて、その情報が本当に正しいのかを確認してから行なうようにしましょう。
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