キーワードプランナーでキーワードの需要を確認する
最終更新日:2013年12月27日
キーワードプランナーは、Googleが無料で提供しているキーワードの候補とトラフィックの予測を行うツールです。
このツールを使えば、それぞれのキーワードの検索需要や関連キーワードがわかるので、キーワードの選定や、需要の確認にとても役立ちます。
このツールを利用するには、Googleのアカウントが必要です。
キーワードプランナーの使い方
Google AdWordsにログインしたら、「ツールと分析」タブの「キーワードプランナー」を選択します。
次の画面では、「キーワードと広告グループの候補を検索する」をクリックします。
続いて、調査条件を設定します。
① 調査したいキーワード
② 調査したい地域を入力 ※都道府県や市町村まで絞り込むことが可能です
③ 調査したい言語を選択
④ 「候補を取得」をクリック
次の画面で、「キーワード候補」のタブをクリックすると、調査したいキーワードの月間平均検索ボリュームと競合性の程度が表示されます。
月間平均検索ボリュームは、12ヶ月間に検索された回数の月平均です。競合性は、全キーワードの広告主数と対象キーワードの広告主数を比較したものです。
高、中、低の三段階で表示されます。競合性が高いということは、多くの広告主が注目しているキーワードであるということです。
広告主が注目すれば、サイト運営者も注目し上位表示させようと努力するので、この指標は上位表示の難易度を表していると捉えて下さい。
その下には、関連性の高いキーワードの一覧が表示されます。キーワードや月間平均検索ボリューム、競合性をクリックすると、並び替えることができます。
「ダウンロード」をクリックすると、表示されているデータをCSV形式でダウンロードすることでき、エクセルで確認することができます。
また、グラフのアイコンをクリックすると、月ごとの検索ボリュームを確認することができます。季節で変化するキーワードなのかを確認できます。
キーワードの需要をチェックする
キーワードプランナーを使えば、キーワードの需要と競争の激しさを知ることできます。
上で調査した「ダイエット」の場合、月間平均検索ボリュームが450,000回、競合性が「高」なので、ビッグキーワードといえます。
すでにたくさんのライバルサイトがあるので、ダイエットのアフィリエイトサイトを作っても、このキーワードで上位表示させるには、かなりの労力が必要となるでしょう。
一方、関連キーワードの競合性が低い順からソートしてみると、「自転車 ダイエット」というキーワードが検索ボリューム8,100回とボチボチ需要があるのに対し、競合性は「低」となっています。
例えば、「楽しく痩せられる! 自転車ダイエットのコツ」などのコンテンツを作れば、ほどほどのSEOで上位表示が実現できるかもしれません。
こういった検索ボリュームがある程度あるにもかかわらず、競合性が低いキーワードで、たくさんのコンテンツを作る手法をロングテールSEOといいます。一つ一つのコンテンツのアクセスは少ないですが、全体でみると大きなアクセスになります。
ロングテールSEOは、ビッグキーワードで上位表示を狙う手法と対照的な手法です。しかし、色々なメリットがあるので、魅力を感じた多くのサイト運営者がロングテールSEOに取り組んでいます。
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