ターゲットキーワードはどのくらい必要か

公開日:2013年9月24日
 最終更新日:2013年10月26日

SEO対策のためのキーワード選定は重要だとよく言われますが、そのキーワードは数個に絞り込んだほうが良いのでしょうか。それともサイトテーマに少しでも関係のあるキーワードであれば、網羅した方が良いのでしょうか。

数個のキーワードに絞ってSEO対策を行ったほうが、効率が良いような気がします。しかし、検索エンジンにキーワードを入力して、情報を探すという仕組みを考えると幅広いキーワードでSEO対策を行なうのも効果的です。

関心の程度によりキーワードは変わってくる

例えば、旅行に行きたいと考えるユーザーが、旅行に関して検索するキーワードは、旅行の具体性が増すにつれ変化していきます。

この変化は、だいたい、認知、調査、比較検討、実行の4段階に分けられます。

旅行のケースで検索キーワードがどう変わっていくのか、説明していきます。

1.認知の段階

ネットニュースの旅行特集などを眺めて、旅行に行きたいと考え始めます。この段階は、漠然とした状態なのであまり積極的に検索を行いません。

2.調査の段階

旅行に行きたい気持ちが高まってきて、「旅行 おすすめ」、「観光地 名所」などのキーワードで行きたい場所を探し始めます。認知の段階より検索する頻度が高まってきます。

3.比較検討の段階

行きたい場所が決まって、「格安 ホテル」、「飛行機 予約」など、さまざまなキーワードで宿泊場所、交通手段、旅行日程など色々な事を調べます。この段階がもっとも検索回数が多くなります。

4.実行の段階

検索で見つけたサイトでホテルの予約をして、その他に飛行機などの交通手段の手配もします。知りたいことは調べ終えた段階なので、あまり検索することはありません。追加で関心が出てきたこといくつか調べる程度です。


「旅行 おすすめ」、「観光地 名所」などの検索回数が多いキーワードで絞り込む場合、3の段階で登場するたくさんのキーワードをフォローできません。これは機会損失につながる可能性があります。

いろんな段階でユーザーと接触することは、自分のサイトに対する親近感を高め、成果が上がりやすくなることが知られています(ブランディング)。キーワードを絞らず、ユーザーの行動に合わせて、できるだけ多くのキーワードでSEO対策を行なうとさらに成果が上がるでしょう。

成果をアシストするキーワードがある

成果を上げることを考えると、ユーザーを呼び込み、シッカリと成果につながるキーワードを選ぼうとします。この場合、具体的な商品名なら成果につながると考えるでしょう。実際に商品名から購入につながるケースはよくあります。

上の旅行の例で、格安ホテルのアフィリエイトサイトを運営している場合を考えてみましょう。直接検索して成果を上げた「格安 ホテル」のキーワードが貢献したと判断できます。

しかし、予約に至るまでのユーザーの行動を振り返ってみると、それ以外のキーワードも検索しています。こういったキーワードで情報を絞り込んできたからこそ成約に至ったのです。このことから、これらのキーワードも間接的に成果に貢献していると言えます。

成果を上げるキーワードには直接的なキーワードと間接的なキーワードの2種類が存在することがわかりました。

キーワードの選定では、二者択一で直接的なキーワードだけに絞り込むのではなく、間接的なキーワードも扱いましょう。両者を扱うことで、潜在的なユーザーを含めた多くのアクセスを呼びこむことが可能となるのです。

ロングテール理論で成果を上げる

直接的なキーワードと間接的なキーワードの両方を扱う手法をロングテールSEOと言います。これはロングテール理論を応用したものです。

ロングテール理論とは、インターネット販売においてたくさんの商品を扱うことで、ヒット商品に依存すること無く、たくさんの商品を少しづつ売ることで全体の売り上げを大きくする手法のことです。

少数の直接的なキーワードがヘッドの部分に相当し、多くの間接的なキーワードがテールの部分に相当します。

これまで説明したように、ユーザーの関心の程度で検索するキーワードは変わっていきます。それらのキーワードは、成果につながる間接的なキーワードです。ロングテール理論を取り入れて、間接的なキーワードまでカバーすることで、より成果を高めることができます。

ロングテールSEO–ビッグキーワードに頼らない方法

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