無料ブログでサテライトサイトを作る時のポイント
最終更新日:2013年12月20日
サテライトサイトとは、メインサイトへアクセスとリンクを送るために作られるサイトのことです。衛星のようにメインサイトの周囲に配置されるイメージのサイトであることからサテライト(衛星)サイトと呼ばれます。
サテライトサイトからメインサイトへアクセスを送ることで、メインサイトにユーザーを集めることができます。また、サテライトサイトからメインサイトへリンクを供給することでメインサイトに対する検索エンジンの評価が高まります。
サテライトサイトの形式
サテライトサイトを作る場合、選択肢は独自ドメインと無料ブログの2種類があります。SEOで有利なのは独自ドメインですが、手軽に作れるのは無料ブログです。
メインサイトにするのであれば独自ドメインを採用するべきですが、メインサイトほど力を入れずに作るのなら手軽な無料ブログがオススメです。今回は無料ブログでサテライトサイトを作る時のポイントを説明します。
ブログサービスを選ぶ
無料ブログの種類はたくさんありますが、突出してサテライトサイトに向いているサービスというのはありません。次のような有名ドコロのブログサービスの中から好みのものを選んでおけば良いでしょう。
アメーバブログ、livedoorブログ、はてなダイアリー、FC2ブログ、Seesaaブログ、Blogger
ブログの作成
ブログを作る際に気をつけるポイントには、次のようなものがあります。
ブログタイトル
ありきたりなタイトルだとユーザーの印象に残りません。少し頭をひねってユニークなブログタイトルをつけましょう。その時、ブログタイトルにはサイトのターゲットキーワードを含めるようにしましょう。
メインサイトとサテライトサイトのターゲットキーワードが同じなら検索エンジンはその関連性を評価します。サイトの説明文やブログのジャンル選択も関連性を表現するものなので必ず設定しましょう。
デザイン
無料ブログのデザインは、あらかじめ用意されているものの中から選べます。ブログのジャンルに合ったデザインを選びましょう。この時、記事が読みやすいデザインを選ぶようにしましょう。
サイドバー
デフォルトの状態だとランキングやカレンダーなど必要のないパーツが付いてあることがあります。これらは外しましょう。基本的に必要なのは、プロフィール、検索窓、最新記事、カテゴリ、アーカイブです。
記事の作成
ブログの運営で気をつけるポイントには、次のようなものがあります。
記事のボリューム
1記事あたり600文字程度以上が必要であるとよく言われます。本当のところはGoogleしか知りませんが、文字数が多いほどキーワードが多く含まれ検索に引っかかりやすくなるメリットがあります。
文字数ばかり意識するのではなくユーザーのことを考えて記事を書きましょう。その記事のテーマでユーザーに伝えたいことを書こうとするとある程度の文字数を確保できてしまいます。
更新頻度
サテライトサイトの評価が高まればメインサイトの評価も高まります。評価(検索順位)を維持向上させるのであれば、一定頻度で更新する必要があります。どのくらいの頻度が必要であるかは一概には決まっていません。ライバルサイトが活発に更新しているのであれば、それに負けないように更新する必要があります。
更新が止まったブログは検索順位が徐々に下がっていきます。これは新しい情報を発信している他のサイトの順位が上がるからです。それらのサイトに埋もれていくイメージで順位は下がって行きます。
ただ、サテライトサイトの運営ばかりしているわけにはいきません。どこまで手をかけられるか見極めて判断しましょう。
リンク
次のようなリンクの張り方を行った場合、検索エンジンから不自然なリンクと見なされ、ペナルティを受ける恐れがあります。
- リンク先がメインサイトや自分のサイトのみなど一定パターンになっている
- アンカーテキストが全て同じ
- リンク先がトップページばかり
スパム判定を受けないように、自分のサイト以外にもリンクを張る、アンカーテキストを分散させる、個別記事にもリンクを張るなどの対策を行いましょう。
発リンクする場所にはサイドバー、フッター、記事内がありますが、効果的なのは記事内です。できるだけ記事内から発リンクするようにしましょう。サイドバー、フッターからの発リンクにはあまり効果がありません。
リンクジュースの供給のみを目的としたリンクの張り方を行なうと検索アルゴリズムに検出されます。自然なリンクを意識してリンク構築を行いましょう。
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