リンクを使ってWebページを評価する仕組み
公開日:2013年10月20日
Webページはリンクでつながっています。Webページに張られたリンクをクリックすることで、他のページに移動することができます。
Webページにリンクを張る理由は、
- ユーザーにリンク先の情報を見てもらいたい
- 参考資料として
- 紹介したい
など、さまざまな理由でリンク先のWebページが価値があるものだと認めたからです。
こういった理由で張られるリンクは、基本的に、リンク元とリンク先に何らかの関連性があるからこそ行われます。
パソコンのメーカーを説明するサイトからパソコンメーカーのサイトにリンクを張るのには関連性があり、当たり前のことに感じます。しかし、何の関係もないパン屋さんのサイトへリンクが張られることはありません。
Googleの検索エンジンは、このようなリンクの特徴を利用したPageRankというアルゴリズムで、Webページを評価しています。
リンクでWebページの重要度を評価する
GoogleのPageRankは、Webページに張られているリンクの数や質などの評価基準によって、Webページの重要度を評価しようとするものです。
この判断基準は、次の考え方に基づいています。
- たくさんのWebページからリンクをもらっているWebページほど重要度が高い
- 重要度の低いWebページからのリンクより重要度の高いWebページからリンクの方が価値がある
- 関連性の低いWebページからのリンクより関連性の高いWebページからのリンクの方が価値がある
人に評価されないWebページにはリンクが張られないので、リンクがたくさん張られているWebページは、多くの人に評価されている価値のあるWebページであると推定できます。
検索エンジンが登場した頃のWebページを評価する主要な判断基準は、リンクの「質」と「数」でした。その後、リンクを評価する仕組みは進化を続けて、その他にも「関連性」、「信頼性」、「時間」など様々な観点から評価するようになっています。
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